WAT-NeWについて

目的

WAT-NeWでは、西日本地域の26大学を主体として数多くの団体・企業の方々に参画いただき、アカデミア間、またアカデミアと産業界との円滑な連携を恒常的に支援することを目的としています。
本ネットワークを通じて、アカデミアより創出されるライフサイエンス系の革新的技術を社会に橋渡しし、その活動を通して医学の発展、本ネットワークに携わる人材の育成のに寄与してゆくよう取り組んでまいります。

参画大学

発足の背景

 わが国では、平成19年度から文部科学省が橋渡し研究支援機関を拠点化し整備する事業「橋渡し研究支援推進プログラム(平成19~23年度)」(橋渡し研究第1期)、「橋渡し研究加速ネットワークプログラム(平成24~28年度)」(橋渡し研究第2期)を実施し、我が国の優れた先端医科学研究の成果を新しい治療薬・治療技術の開発などの実用化に結びつける「臨床研究・臨床への橋渡し研究」の重点的強化に取り組んできました。
本事業は、平成27年度からは、文部科学省から国立研究開発法人日本研究開発機構(AMED)に移管し、臨床研究中核病院整備事業等の各種事業と一体化して、「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」として医薬品・医療機器を持続的にかつ効率的に創出する体制の構築が推進されています。
九州大学ではその第1期から「地域と拠点を結び世界へ展開する新規医療技術の研究・開発」という事業課題名で採択されています。

 また、九州大学病院は平成28年度から臨床研究中核病院にも指定されており、これまでに蓄積された経験やノウハウを活かして、それ以外の機関(拠点外機関)を基礎、臨床研究の両側面から支援し連携することが求められています。
このため、九州大学病院ARO次世代医療センターでは、学内のみならず西日本全域のアカデミアが有する有望なシーズの探索、開発支援・推進に向けて連携することを目的として、平成25年度に西日本アカデミアTRネットワーク(WAT-NeW)を構築しました。
一方で、革新的な医薬品・医療機器開発の市場化は製薬企業や医療機器関連企業へのライセンスアウトなしには叶いません。すなわち産学連携はライフイノベーションの振興に必須の要件です。そこで、アカデミア研究と産業界との円滑な連携を恒常的に支援するネットワーク、ARDENT(Asia-Pacific Research and Development Network)を同じく平成25年度に発足いたしました。
令和元年9月からは、西日本地域のアカデミアの基礎研究の成果を革新的医療技術として実用化につなげるアカデミア間の連携、産学連携の推進、情報の共有、人材の育成を効率的に行うため、ARDENTをWAT-NeWに取り込む形で再編し、西日本アカデミア橋渡し研究ネットワーク(WAT-NeW)として運用しております。

企業の皆様へ

WAT-NeWでは、本ネットワークを通したグラントアワード・共同研究提案を広く募集しております。ご興味をお持ちの方はnw-info@med.kyushu-u.ac.jpまでご連絡ください。

WAT-NeW参画大学の皆様へ

WAT-NeWではご依頼に応じて、講師派遣を行っております。
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会員登録のご案内

WAT-NeWでは広く会員を募集しております。
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